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りっかのブログ

イケ奥の永光さんへの愛を叫ぶだけのブログです笑 ネタバレあり愚痴多め!注意です

「仕方のない二人」

だいたい夜寝る前にぼーっと構想だけ作って、朝それを文章にしていくんですが、

朝なので、朝なので、(2回)

誤字脱字不明文字妙な所にスペース改行日本語間違い色々あると思います~^^;

 

気づいた時こっそり直してたり直してなかったりしてますご海容を乞いたく!

 

今日はラブラブな永影です♥

ほのラブなのとエロいのと下らないネタを書いてる時が一番すらすら書ける笑

 

 ※挿し絵追加しました

 

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『仕方のない二人』

 

 


「ん…」

 

未だ明けない朝に、茜はふと目を覚ます。

 

(珍しく、先に起きちゃった…)

 

隣で眠っている永光を眺めて、胸がじんわり温かくなる。

 

「…そう言えば、昨日庭師さんに教えてもらった、術のかけかたー」

 

(手で、キツネの形を作って…)

 

「…永光さんが、もっと私を好きになりますように…」

 

寝ている永光の鼻先をついばむ振りをして、

 

「コン」

 

くすりと笑みをこぼす。

 

「ふふ…なんちゃって…」

 

「いい加減にして下さい」

 

「きゃっ、永光さん起きて…!」

 

突然目を開けた永光が、手首を掴む。

 

「それ以上可愛いと、処罰しますよ?」

 

褥の中へ引き込み、腕の中に閉じ込める。

 

(それに嫉妬もしましたから…)

 

「処罰って…!職権乱用ですっ」

 

「では愛らしさの乱用は良いのですか?」

 

「あ、愛らしさだなんて…そんな」

 

ぱっと頬を染める。

 

「自覚するまで、ここから逃しません」

 

「もう…っ」

 

口元を抑えて、くすくす、と笑う。

 

(「貴女に、私の心を乱した罰を…」)

 

そう言おうとして、ふと永光は思いとどまり、その代わりに観念したように笑う。

 

(…なんて、貴女にはどんな罰もきっと、こたえないでしょうね)

 

「また罠にかかってしまいました」

 

そう言って、可笑しそうに身を揺らして笑う恋人の頬に触れ、柔らかな唇をさらう。

 

(この無邪気で脳天気な思考回路で、私の嫉妬も悪意もするりとかわして、まっすぐに向かってくる…)

 

「…仕方のない人ですね?」

 

「それは同じ感想です」

 

「生意気ですね…」

 

同時に笑い出し、気持ちのままにぎゅっと抱きしめ合う。

 

(ええ、こんな愛おしさを感じてしまう私も…その通りです)

 

永光は、温もりに包まれて溶かされてゆく心を感じながら、

 

(仕方のない二人、ということでしょうか…)

 

互いにそうするようにして、愛しい恋人の匂いに意識を預けてゆく…

 


次にこの部屋の襖を春日局が開け、嘆くように眼鏡の端を押さえるまでー

 

二人は幸せな夢へと落ちてゆくのだった…ー

 

(おわり)

 

 

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