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りっかのブログ

イケ奥の永光さんへの愛を叫ぶだけのブログです笑 ネタバレあり愚痴多め!注意です

「毒を以て毒を制す」(蔵之丞籠絡編)

落ち着いたら更新します、とか言っといて毎日更新してる気がする。

ツイッタしなくなって、通勤中と昼休みが案外暇な事に気づき…言い訳言い訳(笑)

 

今日のSSは、昨日の続きにしました。

今度は蔵さんを牽制したい永光さんだけどなんとやら(^^)

 

駄文のくせに日本語に苦労してこんな時間になってしまいました^^;

 

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『毒を以て毒を制す(蔵之丞籠絡編)』


永「それで…蔵之丞殿は、上様とは近ごろ懇意に?」

 

蔵「ああ、永光様…
総取締役のお勤めとは言え、気にかけてくださりありがとうございます」

 

蔵「そうですね、上様のお心はまだいただけないですが…、
少しずつ愛らしい笑顔が見られるようになった気がして、もっとお近づきになれたらと思い、毎日足を運んでいるところですね」

 

永「…毎日、ですか……」

 

蔵「ああ、とは言っても、上様にはもしかして思い人がいらっしゃるのかもしれませんが…」

 

永「なぜそう思われるのです?」

 

蔵「歌会の際に、恋の歌を詠まれていたのですが、その前日の夜に殿方と逢瀬をされていたという噂があるのですよ」

 

永(それは、私のことですね…)
 ※CPN恋の仕方、忘れました参照

 

永(噂になっていたとは知りませんでしたが、これで都合よくあきらめてー)

 

蔵「ですが、相手にとって不足はありません…」

 

永「はい?」

 

蔵「相手がどのような殿方だろうと、上様のお心を射止められるよう、毎日舞の稽古に励み、また一層引き締まった胸板を…ー」

 

永「そこで胸板は関係あるのですか?」

 

蔵「ああ…、失礼しました。
まぁ、永光様のような素晴らしい方なら、諦めざるを得ないかもしれませんね」

 

永「…私、ですか?」

 

蔵「ええ、大奥総取締役として皆様に慕われているばかりか、聡明で美しく、また芸事にも秀でておられる…

 

ああ、本日身につけておられる扇子も、菊の装飾が艶やかで永光様にお似合いですね」

 

永(さすが、生粋の天然たらしですね。まあ、悪い気はしませんが…

ただ、私の敵となったのが運が悪かったですね。

成仏してくださいね)

 

永「蔵之丞殿、実はー」

 

茜「失礼するぞ」

 

永「っ…」

 

茜「永光…ああ…蔵之丞も来ていたのか」

 

永(茜、また間の悪い時に来ましたね…)

 

茜「永光を借りてゆくぞ」

 

蔵「ええ、もちろんです。

永光様、本日はお誘いありがとうございました。またゆるりと」

 

永「そうですね、また…」

 

……


永「それで、貴女はどうしたのですか?」

 

茜「どうした、というか…理由なく来てはいけませんでしたか?」

 

永「はいはい、素直に「会いたかった」と言って下さい」

 

茜「お見通しなら聞かないで下さい…」

 

永「ふふ。」

 

永(どうやら茜の無防備さという毒が、蔵之丞殿の毒を、制したようですねー?)


………


永光と「上様」が出て行った部屋で、蔵之丞はふと床に落ちているものを拾う。

 

蔵「これは、上様の…ああ、そういう事なのですか…これは、参りました」

 

先ほど褒めた永光のものと色違いの扇子を握りしめ、蔵之丞はそっとその淡い恋心を胸に秘めた…ー

 


(おわり)